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各地の都道府県警察を監督する警察庁が2017年の懲戒処分者数を発表したというが、警察庁の不祥事は隠ぺいしたままかな!!

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各地の都道府県警察を監督する警察庁が2017年の懲戒処分者数を発表したというが、警察庁の不祥事は隠ぺいしたままかな!!

 京都大学を首席で卒業し、警視庁に入り勤務にそつはなく出世街道をひた走り続けて「警察庁」に入り務めていましたが、ある日運命のいたずらなのか、身体に入れ墨を入れた一回りほど年下の女性に我を忘れて溺れ家庭を顧みずに愛人として囲い密かに愛を温めていましたが、同僚にとがめられてしまい泣く泣く別れることにしたが手切れ金どころか女性に借りた金まで払わなかった為にフライデーにかみつかれてしまいました・・・。

 この事件に絡んで、警察の色々な不祥事が噴出しましたが握りつぶされてしまったようです。

 一番ひどい案件は、伊勢志摩サミットで林の中で警備していた警察官の連中が「マリファナ」を吸っていたというのですから酷い話です・・・。

 また裏金の話もしていました・・・。

 当事者の女性が、相談に来ましたがまあ警察庁では私の立場もありますので他に振りました・・・。

 以前は、警察とは全面対決して闘いましたが~今はまあ敵ではない・・・!!

バイブ万引き、当直室の肉体関係……北海道警「隠された不祥事」の実態 

文春オンライン  1月下旬、各地の都道府県警察を監督する警察庁が2017年の懲戒処分者数を発表した。  公表資料によれば、その年の懲戒処分は全国で260件。  前年(2016年)の266件とほぼ変わらなかった結果だが、目を引くのは「事由別」にまとめられた数字だ。    14分類の中から警察不祥事のワースト3を挙げると、      ・3位は「交通事故・違反」の40件。   ・2位が「窃盗・詐欺・横領等」で57件。   ともに法令違反であり、2者の合計が100に迫ることには驚きを禁じ得ない。    だがもっと驚くべきは、12年から6年間にわたり事由別でトップの座を守り続けている不祥事の存在だ。 警察庁が入る合同庁舎ビル ©文藝春秋  文春オンライン 警察庁が入る合同庁舎ビル ©文藝春秋 懲戒処分の断トツ1位は「異性関係」

 資料の表記のまま記すと、それは「異性関係」。2017年も断トツの83件を記録し、懲戒処分全体の3割以上を占めている。

 漠然とした言いまわしからは職場不倫や水商売がらみのトラブルぐらいしか想像できないが、当事者の処分は決して軽いものではなく、最も厳しい「免職」、つまりクビになったケースが7件あった。

 職を失うに値するほどの「異性関係」とは、いったいどういうものなのか。

 筆者は2015年暮れ、地元・北海道警察への公文書開示請求を通じ、警察の不祥事には発表されていないものが多数あることを知った。

 以来、定期的にその記録を入手し、未発表のケースを検証し続けている。

 成果の一部は17年秋、単行本 『見えない不祥事』 (リーダーズノート出版)にまとめたが、当時未発表だった万引きや詐欺、ひき逃げなどの警察官の犯罪は、今に至るまで公表されていない。

 その未発表不祥事の中には、「異性関係」に分類されたと思われるものがいくつもあった。開示された公文書を紐解いてみると、それはちょっとした不倫などという牧歌的な話ではなかった。

北海道警の『犯罪事件処理簿』を開示請求すると……

 2016年1月に「減給」処分となった巡査の不祥事は「強制わいせつ」。不倫どころか、立派な犯罪だ。

 給料カットはいかにも軽い処分だが、問題はそれだけではない。

 『事件指揮簿』などの書類を見ると、巡査は当初「強姦」で告発され、捜査の途中で容疑が「強姦未遂」に変わり、懲戒処分を受けた時点ではこれが「強制わいせつ」に変えられていた。

 被害に遭ったのは、巡査の同僚である女性警察官。

 捜査の過程で何があったのかは想像するしかないが、おそらくは意を決して訴え出たであろう「強姦」の被害は認められず、加害者の処分も給料カットで済まされてしまった。

 しかも、この犯罪はまったく発表されなかった。

 現職の女性警察官の中には、事件を知らずに今も道警に勤務している人が多くいるだろう。

 警察官ではない女性への「強制わいせつ」にも、あかるみに出ていないものがある。たとえば14年10月から11月にかけ、道警の巡査部長が一般の女性にわいせつな行為をしたケース。

 深夜、車の中での犯行だった。これの『犯罪事件処理簿』などを開示請求すると、道警は大部分を墨塗りにした「のり弁」状態で文書を出してきた。

 決定通知に記された「開示しない部分」を見ると、「少年の氏名」と書いてある。

 少年とはつまり、未成年。

 巡査部長は未成年の女の子に複数回、わいせつな行為を強いたのだ。

 この驚くべき事件の捜査で、道警は巡査部長の身柄を拘束せず、書類送検とした。懲戒処分はこれも「減給」。未成年相手の強制わいせつで、逮捕されずクビにもならないとは、ほかの公務員ではおよそ考えられない。

 警察庁の『懲戒処分の指針』でも、強姦は「免職」、強制わいせつは「免職又は停職」となっているのだが……。

盗撮の18分後、バイブレーターを万引き

 15年6月に「撮影機能付き携帯電話機を使用し、卑わいな行為をするなどした」とされる巡査も、やはり「減給」処分。この「卑わいな行為」は、小売店のエスカレーターで女性のスカート内を撮影したこと、つまり盗撮だった。

 もう1件、「など」の言いまわしで記録されたのは、なんと窃盗。盗撮の18分後、巡査は同じ店でバイブレーターを万引きしていたのだ。これでクビにならない職場など、警察以外にないのではないか。言うまでもなく、この事件も一切発表されていない。

 この件で盗撮警官の“余罪”、つまり万引きが明らかになったのは、懲戒処分に伴って作られる文書『懲戒審査要求書』にそれが記録されていたためだ。

 同年の北海道警の懲戒処分にはとりわけ“余罪”が多かった。その中から「異性関係」のおもなケースを、下に挙げておこう。各件の概要を『懲戒処分一覧』の記述のまま記し、続けて『要求書』でわかった“余罪”を書き加えておく。

 《部外の異性に対し、不安感を与えるメールを送信するなどした》余罪=未成年とみられる女性に裸の写真を撮らせ、メール送信させた(1月28日処分【戒告】)

 《部内異性方に侵入するなどした》余罪=警察署の当直室内で肉体関係を結んだ(9月16日処分【減給】)

 《異性と不適切な交際をするなどした》余罪=一般女性の少なくとも4人と不倫し、1人に対して強姦の疑いが指摘された。さらに消費者金融から130万円の借金をした(12月16日処分【戒告】)

『訓戒書』に書かれた「不適切」では済まない「交際」事案

 先に述べた通り、17年は全国の警察で「異性関係」の懲戒処分が83件あった。だが筆者の住む北海道では、実は同年の異性関係事案はゼロ。年間の懲戒処分は大麻使用や万引きなど6件に留まっている。

 とはいえそれは、飽くまで懲戒処分に限った話だ。不祥事への制裁には懲戒に至らない「監督上の措置」(注意、訓戒)というものがあり、道警では17年、これが76件あったことがわかっている。

 このうち異性関係事案は18件に上り、いずれも未発表。11月29日に道警本部の巡査部長が「警察本部長訓戒」となったケースは事件として捜査されていたが、これもあかるみに出ていない。

 その巡査部長に交付された『訓戒書』には、処分理由として「平成29年9月から10月にかけて、複数の異性と不適切な交際」などと記されている。ところがその「交際」は、どうやら「不適切」の一言では済まないものだったようだ。

  同年9月29日、巡査部長は深刻な事件を起こし、その2カ月後に送検されていた。道警本部捜査1課の『方面本部長事件指揮簿』には、次の罪名が記されている。

 《強制性交等事件》

 その年7月の刑法改定で罪名が変わったが、これは一般的には改定前の言いまわしで「強姦」という。言うまでもなく、性犯罪の中では最も重い。

 すでに述べた通り、警察庁の『指針』では、強姦事件を起こした職員への制裁は「免職」が相当ということになっている。

 だが巡査部長の処分は、免職どころか懲戒にすら至らない監督上の措置に留まっていた。そしてその処分は公表されず、また事件そのものも一切発表されなかった。

 事件が起訴されなかったため未発表に終わったようだが、もしも容疑者が警察官ならぬ一般市民だった場合、送検段階で報道発表されていたとしてもおかしくないのではないか。

隠蔽され、捜査にも処分にも手心が加えられる

 北海道警の公式サイトの中に、『女性の安全対策』というページがある。性犯罪の被害を未然防止する目的があるようで、ページ内では直近の「前兆事案」をまとめて紹介し、注意喚起をはかっている。

 そこでは「容姿を撮影された」「声をかけられた」「腕を掴まれた」などのケースが具体的に紹介されているが、先に挙げた警察官の不祥事の深刻さはいずれもそれらの比ではない。

 警察官による性犯罪は隠蔽され、捜査にも処分にも手心が加えられる――。一般市民に対して安全対策を呼びかける前に、警察はまず身内の不祥事を、否、犯罪を包み隠さず公表し、徹底的に取り締まるべきではないのか。

 それが実現しない限り、警察特権で被害を揉み消されて泣き寝入りする女性は、今後も増えるばかりだろう。

以上

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