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神奈川県内に住む70代の女性です。
3年前、自宅近くの歯科医院でインプラント治療を受けました。
女性は当時、右の奥歯2本を入れ歯にしていました。
歯科医師からはインプラントなら自分の歯のようにかめておいしいものを食べられると勧められ治療を決めたといいます。
ところが…。
治療直後右側の唇からあごにかけてしびれて感覚がなくなる症状が表れました。
物を食べると、手を添えなければこぼれてしまうようになりました。
さらに、無意識に唇をかみたびたび出血してしまいます。
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こうしたトラブルはどのようにして起きるのか。
上あごの場合比較的骨が薄いのでインプラントが突き抜けてしまい炎症に至ることがあります。
一方、下あごの場合骨の中を通る神経などを傷つけてしまうおそれがあります。
インプラント治療は高い技術が要求されるのです。
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この女性の場合インプラントが神経を圧迫ししびれを引き起こしていました。
3年たった今も症状は改善していません。
現在、女性を治療している歯科医師は最初の治療でミスがあったのではないかと指摘しています。
「なぜか後方のインプラントは長いインプラントを埋入してあります
骨の量から考えますとちょっと無理があるのかなと」
被害が相次いでいる背景には歯科医師の技量不足があります。
インプラント治療に失敗した経験を持つ40代の歯科医師です。
通っていた大学にはインプラントを学べる授業はありませんでした。
これまでに学んだのはメーカーが主催する講習の4日間だけでした。
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「自分の力量にあわせて患者さんを選んで治療するということが本来は必要だったんですけれども 自分の力量ではなかなか難しい患者さんに対しても
インプラントを入れようとした そのあたりの少しむちゃな部分もあった」
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技量が不十分な歯科医師によるトラブルは全国に広がっていました。
歯学部がある全国の大学病院などを対象にNHKが行ったアンケート調査です。
治療後に、不具合を訴えて大学病院などを訪れた患者はこの2年半で2700人以上。
その背景として最初に治療した歯科医師の技術や知識不足を挙げた大学は86%に上りました。
さらに、難しいケースへの無理な治療を挙げた施設は76%に上り、技量を超えた無理な治療がトラブルの温床になっていることが明らかになりました。
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なぜ、無理な治療が行われているのか。
背景には、経営環境の悪化があると指摘されています。
患者の数が限られている中、歯科医院は年々増え続けています。
その数、コンビニエンスストアの1.7倍。
競争は激しくなってきています。
こうした中、インプラント治療を導入して、経営が大きく改善したという歯科医師に話を聞くことができました。
インプラント治療は歯科医師が、自由に治療費を決めることができるため高い収益が得られるといいます。
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「インプラントを(患者に)やっていただかないと 私のところは経営が成り立たないんですよ」
この歯科医師は、治療費を1本およそ40万円に設定。
患者が増えれば増えるほど収入が増えインプラント治療だけで年間2500万円の利益が上がるようになりました。
「インプラントは 歯科医師の救世主だと思います
打てば打つほど 歯科医院はうるおいます」
こうした中、抜く必要のない歯を抜いてまでインプラント治療が行われたと訴える人もいます。
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再治療を受けているこの男性。
以前、2本の歯だけをインプラントにしようと考えましたが歯科医師からは、さらに8本抜くことを勧められました。
インプラントにしたほうが長もちするというのです。
しかし、手術は失敗。
500万円の治療費を失いました。
「なんで あんなに立派な歯を抜いちゃったのかと思いますよね
歯科医師のモラル(の低下)をかんじますよね」
しかも問題は、口腔外科の専門医でない人たちも手がける。
そうなってくると、そういった教育がない人が外科的な処置をするということは、やはり、われわれだけでは解決ができない。
すなわち全身状態をもっと把握できる力、そしてそれ以上に、現在かかられているお医者さん、内科とか外科とか、あるいはいろんな分野のお医者さんの、主治医の意見も尊重しなければいけない。
そして連携をきちっと取ること、これが大事だと思います。
米原記者:私たちの行ったアンケート調査の中でも、歯科の経営環境の悪化を挙げているところが半数近くありましたし、取材の中でも、保険診療だけでは経営が成り立たないということで、インプラントを導入したと証言する歯科医師もいました。
その背景には、歯科医師だけではなくて、業界全体、インプラント治療を巡って、収益を上げようとしていると感じました。
例えば、小宮山さんおっしゃった、インプラントメーカーも、初心者でももうけることができる、初心者でもすぐ導入ができるということをうたって営業している所もありますし、患者にどう説明すれば患者がインプラントを受けるかというノウハウをまとめたDVDやセミナーなんかもありまして、リスクの説明が弱いままに、こうしたインプラントの導入に拍車がかかっているというふうに感じました。
インプラント治療は、患者と歯科医師の契約に基づいて行われる医療行為です。
保険診療であれば、適切に診療が行われているかとか、あるいは不正請求がないかと、こういったことを、行政のチェックが入りますけれども、インプラント治療はそういう監視の目が働きにくい。
ましてや、歯科医療機関の多くは小さい医療機関ですから、第三者の目が入りにくくなっているという背景があります。
あともう一つ、医療や医学は本来、臨床の資料成績、それから失敗事例というものを共有化して、安全性と有効性を比較して、科学的に検証して、どういう診療がいいのかというルール作りをするのが本来なんですけれども、歯科医療の場合、もともと、命の危険性や緊急性がない医療、生活の質の医療ということで、こうした動きがどういうふうに評価して、安全性、有効性を出すのかというふうな評価も弱かった。
そういったところに、小宮山先生がおっしゃったような医療性の強いものが入ってきたということで、私、取材した学会幹部の一人は、医療界全体として、歯科医療界全体として、こうしたことに危機感が薄くて、歯止めがかかっていないのではないかというふうに分析していました。
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千葉市にある東京歯科大学の授業です。
この大学では学生や研修医を対象にインプラント治療の実習を行っています。
インプラント治療は、これまで国の教育カリキュラムでは優先順位が低く、実習の機会はほとんどありませんでした。
「事故が起こらないようにするために 今日の実習をやってもらうということです」
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故が起こりやすい高齢者を想定して薄い骨の模型を使っています。
インプラントを埋め込むことができる幅や深さが限られているため手術は、より難しくなります。
「やばい、やばい。
そんなに力を入れてなかったんですけど 穴が開いちゃって びっくりしました」
「ここに穴があいてる
ここに動脈があるので出血するかもしれないですね」
「力を入れるだけですぐに抜けてしまう
それが一番 恐ろしかったですね」
あえて失敗を体験させることで無理な治療に踏み出さないよう慎重な姿勢を身につけてもらうのがねらいです。
「すぐに患者さんにインプラント治療をすることがいかに危険なことなのか
いかに重篤な医療事故をおこすのかってことを認識し
知識も技能も十分に整った上で進めていくことがいかに重要なのかってことを学生時代にわかってほしい」
大学では、治療の現場でもルールを明確にしてトラブルを未然に防ごうとしています。
重視しているのは、患者が治療が受けられる状態かどうかを見極める検査です。
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この日、治療に訪れた女性にはまず、唾液の検査を行いました。
歯周病菌が多いと手術後に炎症が起きやすいため詳しく調べます。
次にCT検査。
骨の厚みや形を測ります。
骨が薄いと手術の際に神経や血管を傷つける危険性が高まります。
さらに、血液検査で全身の健康状態を調べます。
女性の場合、金属を埋め込むことによってアレルギー症状が出ることが疑われました。
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「これ、金属なんですね。
全部チタンであって上にかぶるものは金の合金が使われていたり微量に亜鉛が入っていたりいろんなものが入っていますので。」
この病院では患者の半数以上に糖尿病や骨の密度が低いなどのリスクが見つかりました。
歯科医師は、メリットだけでなくリスクについても十分説明し患者にインプラント治療を受けるかどうかを判断してもらいます。
「もっと気楽にできると思っていたんですけど
説明を聞いたら 検査をしないとリスクがあるとわかったのでこの検査は必要なのかなと思いました」
(インプラント治療が)いい治療であるのは間違いないんです。
でもすべての患者さんに適したものではないということ。
そして、やはりご自身でもその治療が患者さんにとって最適なものかどうかを見極める目を持っていただきたい。
ですから、悪い意味での、間違った意味での医療誘導、これはあってはならないと思います。
言い換えるならば、患者さんがそれを見極めるだけの、歯科に関しての賢い状態になっていただきたい、そう思います。
以上
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