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Channel: 高山清洲・世界平和 人類みんな兄弟
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放射能から逃れるための知識!

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身体の仕組みから書きます。

自分でも健康的に過ごせるよう、知識は多ければ多いほど選択の幅は広い方が良いですから。

 

人体には、心臓のリズムの他に呼吸器系システム、それから頭蓋骨と仙骨を結ぶ頭蓋仙骨システムがあります。

頭蓋仙骨システムというのは、アメリカのJ.E.アプレジャーという医師が発見した、それまでないと思われていた髄膜独自の運動のことです。

J.E.アプレジャー 

ミシガン州立大学オステオパシー医科大学にて生物力学部の教授を務める。その後、頭蓋仙骨治療における基礎研究と臨床研究両分野において最前線を歩んできた。アメリカやヨーロッパにて、頭蓋仙骨治療の指導に携わり多数の論文も発表してきた。

またアメリカのフロリダ州にアプレジャー研究所を開設。研究所を中心にワークショップや研究を進め、さまざまな身体の不調に悩む人々の体調改善に尽くしている。協会では教育プログラムを常設し、講師の育成にも尽くしている。

 

この頭蓋仙骨システムを簡単に説明すると下記のようになります。

頭蓋と仙骨は硬膜によって連絡し、脳の第一次呼吸で動かされています。のみならず脳は体の各細胞と神経繊維によって連絡し、全身をコントロールし、また、各細胞の記憶もまた、脳の記憶に影響を与えています。脳と体の各細胞は病気の原因と直す方法を知っています.それが自然治癒力といわれるものです。


なお、下の図はご参考までにご覧ください。

私たちの体の中には仙骨の上から頭蓋骨の内側まで、背骨を通った膜があります。

それは硬膜と呼ばれる防水性の膜を一番外側にして、その内側にはくも膜、一番内側には軟膜という3層構造になっています。

 

さて、この頭蓋仙骨システムは次の3つの事項から成り立っています。

1)髄膜と呼ばれる3層構造の膜から形成されるシステム、

2)各3つの膜の間に含まれる髄液

3)髄液の注入または排出を調整するシステム

 *髄液の機能として、栄養を補給し老廃物を排除する働きと、脳や神経を保護する役目があります。

防水機能を持つ硬膜は、その外側から他の液体が入らないように半密閉水圧システムを持っています。

これは、脳内の髄液注入を調節する脈絡叢システムや、髄液を排出するくも膜の機能を制御しています。

また、脳や脊髄、脳下垂体や松果体を含め、身体全体の機能に非常に大切な役割を果たしています。

 

 そしてこのシステムを使って体の不調を見つけて調整を行うものをクレニオ・セイクラル・セラピーといいます。

【適応症】
※すべての身体の不調の原因が頭蓋仙骨系にあるとは限りません。不調を訴える人のそれぞれのケースに合わせ、他の医療機関と連携を取っていくことが必要です。施術を受けに来た人に対し「C.S.Tを行う事は無理だ」と感じた場合、一人で背負い込まずに相談して下さい。

  ・新生児、乳児

   神経系の過剰被刺激性,過度に泣く,筋緊張低下,呼吸障害,過度な嘔吐や腸の機能障害など。

  ・小児

   行動と学習における障害:過運動症、異常な恐怖、集中力の欠如など、失語症など。

   その他:脳性麻痺、自閉症など。

  ・成人

   急性の捻挫と挫傷、慢性的疼痛問題、内蔵の機能障害、自律神経系の機能障害、情緒障害、

   側弯症、視覚障害、聴覚障害、脳貧血、TMJの問題など。

禁忌症

  1.急性頭蓋内出血:凝血形成の微細な経過を妨げてしまう。
  2.頭蓋内動脈瘤:漏れや破裂の可能性がある。

  3.頭蓋骨折

  4.延髄ヘルニア

 

 アプレジャー医師が行った治療については今や絶版となっている「もうひとりのあなた」(科学新聞社)に書かれています。

以下はその中で特徴的なものを抜粋したものです。

【日時】1978年 ベルギーのブリュッセルにて

【対象】2歳半の脳性麻痺のオリビア君 

【障碍】出産直後に問題が起き、脳性麻痺となる。右半身は硬直して麻痺し、右手と右足は思い通りには動かせない。視力も悪く、寄り目になっている。食べ物をかみ砕けない為、ミキサーで砕かれて食べさせてもらう。

【施術】前頭骨と頭骨の後内方2/3ほどに生じる硬膜の緊張を取り除くテクニックを使用。この位置の硬膜の緊張を和らげる為、はじめに前頭骨の緊張を取り除き、その後この骨を頭蓋骨ないの硬膜を操作するハンドルとして用い、髄膜を効果的にストレッチ。

【方法】患者を上向きで寝かせて優しく前頭骨を天井に向けて引き上げる。患者の顔はまっすぐ正面を向かせる。左前頭骨と左頭頂骨が重なり合う隆起部分を感じ、そのまま前頭骨を優しく引き上げていたら、自然に重なり合っていた骨が矯正されていった。

【結果】翌日、オリビアは母親に助けられながらも自分の力で歩きながらやってきた。

その後3カ月で右足を引きずるもののうまく歩けるようになり、麻痺もほとんど消滅。食事も自分で出来るようになった。

 

その他の事例として書かれているのは分娩を和らげて時間を短縮したり、出産時の母親や新生児にかかる負担の軽減、ぜんそく、鬱などなどです。なお、頭痛の治癒率は80%だったと書かれています。

また、赤ん坊の頃のトラウマも解放できるとのことです。

なぜなら、この治療法はヒーリングも含むもので、エネルギーの変化を促すものだからです。

そして、自分自身も意識さえしてなかった過去の問題が15分以内に出てきて、解放され、そして落ち着いて行くということが起きたり、それによって体調や性格、認識が変わって生活が変わるということが起きたりするのです。

 

こんな治療法があると伝えたくて書きました。

 日本でのサイトがありますのでそれも加えておきます。http://www.ui-japan.com/index.html

 

次に野菜の免疫力について取り上げたいと思います。

私たちは日々体内だけでは生成できないものを食に頼っています。

その中でも今、免疫力に関わるものは非常に大切な時期です。

 

そもそも野菜の力というのは、その野菜がどんな能力によって自然界で生き延びてきたのかというファイトケミカルのことを指します。

下記の【 】( )の中がファイトケミカルになります。これは今、7番目の栄養素と言われています。

5大栄養素 (蛋白質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラル)

6大栄養素 (食物繊維)

7大栄養素 (ファイトケミカル)

 【カロテノイド類】 (βカロテン、リコペン etc.)

 【ポリフェノール類】(アントシアニン類、フラボノイド類、タンニン類、リグナン類 etc.)

 【イオウ化合物】 (イソチオシアネート、スルフォラファン etc.)

 

これらの働きは大きく3つに分けることが出来ます。

1)抗酸化力

2)免疫力  

3)解毒力  

 

では、次に具体的に見て行きましょう。ポリフェノール類のアントシアニン類について取り上げます。

これを強烈に含むものの例としてブドウや原初のハイビスカスが挙げられます。

最初にまとめてお伝えしてしまうと、それらは、さえぎるもののない太陽の下、どうしても紫外線によって酸化(=老化)してしまうのを、いかにして防ぐかといったことに注力をした結果、アントシアニン色素を身に付け、その土地で生き延びることができた植物です。つまり、ブドウの皮の赤紫は、ブドウにとっての日焼け止めだったのです。

    

つまり、放置していたならば、日陰がないのです。

人間でたとえていえば、海の家がない浜辺のようなものです。

そこにずっと住まなくてはならないとしたら・・・・

 

日焼けで肌がボロボロ(老化)になってしまいますよね。

若いうちなら新陳代謝でどうにかなるかもしれませんが、一生となると、日焼け止めをしなかったご高齢の海の民のような感じの皮膚になるでしょうか・・・それは紫外線と乾燥によるシワなどという形で現れます。

しかしながら、植物は。

 

生存競争を繰り返すうちに、紫外線に対する日焼け止めを自らの体に取り入れることができるようなものが現れ、そして生き残りに成功をしてきました。

ちなみに老化とは、酸化のことです。

だからアンチエイジングとは、抗酸化力をいかに取り入れるかということになります。

 

一例として挙げたブドウは自らの果実の皮に日焼け止めに値する、紫外線と同じ波長の紫色を配することによって生存に打ち勝ちました。

つまり、それがポリフェノール類のアントシアニン類と呼ばれる赤紫色の色素なのです。

 さて、だからこそワインに抗酸化力があるといえるのです。

このようにして、酸化に対して頑張る機能を持っている有用な植物を抗酸化力のあるハーブや野菜として分類します。

抗酸化力を持つ植物を頂くことにより、体内の活性酸素を抑えることが出来るのです。

 

 

繰り返しますね。

人間にとっての有益な植物の機能とは何かといえばたったの3種類にまずは分けられます。

1)抗酸化力

2)免疫力

3)解毒力

 


次に免疫力を高める野菜について書きます。

免疫というのは、

1)傷口から侵入した細菌をブロックして化膿を防止、皮膚の再生を早める

2)お腹の調子を保ち、食中毒を予防

3)異物に反応し、アレルギー症状を起こしにくくする

4)癌のリスクを減らす

5)体内からの毒素を排出

などなどの働きのことを指します。つまり、体の異常を監視して体を守る働きをしています。


だから、

・風邪を引き易く、長引かせることが多かったり、(粘膜機能が低下、乾燥に注意し湿度50%以上に)

・結膜炎やものもらいが出来やすかったり、(目の粘膜の機能の低下)

・お腹を壊しやすかったり(腸の粘膜の機能の低下→本来ならPh2.0の強酸の胃でやられて腸まで菌が達しない)

・喉が腫れやすかったり、(喉の粘膜の機能の低下→リンパ節があり大切)

・ニキビや吹き出物、肌荒れに悩まされたり、(皮膚の表面のバリア機能の低下)

・いつも疲れていてなんとなくだるかったり、(疲労回復に使われるエネルギーが皮膚に行き、体に回らない)

・口内炎が出来やすく(口の中の粘膜の機能の低下→ビタミンB群とCを摂る)

・時々膀胱炎を起こす(尿管から膀胱に大腸菌、黄色ブドウ球菌など)


ような人は免疫力を上げる必要があります。


では、野菜に関して免疫力を見て行くとどうなるか・・・

主に淡色野菜にその力があります。

ちなみに、抗酸化力が強い野菜には免疫力のパワーはあまりありません。

 

イオウ化合物が免疫システムを活性化します。

キャベツ、カリフラワー、大根、カブ、白菜、わさび

   イソシオチアネート(辛み成分)・・・殺菌力

ネギ、タマネギ、にら、らっきょ、にんにく

   硫化アリル・・・疲労回復、血行促進、生活習慣病の予防、癌の予防

きのこ(マイタケ、エリンギなど)

   βグルカン(多糖体)・・・免疫の働きを強くする


非常に簡単に免疫力を高める機能をどうしてこれらが身に付けたのか考えてみたいと思います。

にんにくを取り上げますね。

にんにくは寒い地方の植物です。

地上よりも地下に力を蓄えた方が楽です。つまり、合理的なのです。

ところが土の中には菌がうようよしています。

だから、殺菌力を発揮して、周りの菌を退治しました。

朝鮮ニンジンもその類のもので、やはり生存競争に勝ち残った植物です。

にんにくに戻りますね。

これは、せっかく地中での戦いに勝っても、まだ地上に敵がいました。

・・・動物です。

殺菌力があり、栄養を周りからふんだんに吸い取ったにんにくは本来であれば動物にとって魅力的な存在。

そこで今度はにんにくは動物対策もしなくてはなりませんでした。

 

それがこの強烈な匂いなんです。


放置しておかれれば臭いないのですが、ひとたびにんにくに包丁を入れた途端に匂うのは、動物の爪もしくは牙が刺さった瞬間に匂いを発生させる仕組みになっているからです。


それが硫化アリルという成分です。

そして実際これは動物にとっては毒になります。犬にネギを与えないのはこんなところから・・・


つまり、自分の状況を把握して、外敵から身を守る働きがあるのです。

だからこれを頂くことで私たちは免疫力を高めることができるといえるのです。

地球の力って素晴らしいです。



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