新型マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダ(MP-PAWR)が、線状降水帯を発生させて日本列島を水浸しなしてしまう!!
新型マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダ(MP-PAWR)が「人工線状降水帯」と「人工台風」を発生させて日本列島を次々と襲い「東京」「横浜」、「大阪」、「名古屋」の都市部が浸水してしまう!!
新型マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダ(MP-PAWR)という急激な気象変化を予測する新型レーダが開発されたが、このレーダーこそが「XバンドMPレーダー」を凌ぐ降雨をもたらします!!
急激な気象制御を可能にすることのできる新型マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダ(MP-PAWR)です!!
新型の「集中豪雨」に、日本列島が悲鳴を上げる!!
新型マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダ(MP-PAWR)の管理は気象庁で、XバンドMPレーダーの管理は国土交通省とは、政府の関係省庁が日本列島を崩壊させようとしているのか?
日本国民を攻撃しているのか?
このままでは農業王国日本の農業は、壊滅してしまう!!
避難時は、ヘルメットと、傘、運動靴と「避難グッツ」、「非常食」を・・・・。
今年の雨をなめてはいけませんぞ!!
最新型気象兵器!!
豪雨を30分前に予測する新型気象レーダとはいな?
急激な気象変化を予測する新型レーダが開発された。
防災、減災対策はもとより、普段の生活からイベント、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでの競技運営にも効果が期待されている。
通称「ゲリラ豪雨」と呼ばれる局地的大雨や集中豪雨、また急速に発達する低気圧といった予測のつかない急激な気象変化が近年、大きな問題となっている。
これらは短時間に局地的な大雨や突風を発生させ、想定外の水害や土砂災害を引き起こす場合がある。
こうした突発的な気象現象を高精度に観測するため、世界で初めて実用化されたのがマルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダ(MP-PAWR)である。
その研究開発で中心的役割を担う国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の電磁波研究所リモートセンシング研究室長、工学博士の中川勝広さんに話を聞いた。
「降雨観測に最も有効な手段は気象レーダです。」
「ただし、パラボラアンテナを機械的に回転させる従来の気象レーダでは、ゲリラ豪雨をもたらす積乱雲などを素早く観測することはできませんでした。」
「上空高く発達していく積乱雲の全体像を観測するには、アンテナの角度を変える必要があり、最低でも5分ほど必要です。」
「一方、積乱雲は10分程度で急速に発達していきます。」
「そのため、高速で三次元観測できる気象レーダの開発が求められていたのです」
と中川さんは言う。
中川さんらがまず開発したのは、フェーズドアレイ気象レーダ(PAWR)である。
これは同時に広い仰角で観測を行うため、従来のパラボラアンテナが十数回転しないとできなかった三次元観測を1回転で行うことができる。
半径60㎞、高さ14㎞の範囲を観測するのに要する時間は30秒以内で、急発達する積乱雲の姿もほぼリアルタイムで捉えることが可能である。
一方、広範囲の雨量を高精度で観測するには、偏波観測機能を持つ従来型レーダの機能も同時に必要とされていた。
中川さんらは、2017年にこの2つの機能を併せ持つMP-PAWRを開発した。
このまったく新しい気象レーダは内閣府が推進するSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)の一つ、「レジリエントな防災・減災機能の強化」の施策として開発され、埼玉大学に設置された。
「従来の気象レーダは雨雲下層の様子を断続的に観測するだけでしたが、MP-PAWRの実用化によって、雨雲全体の姿や降雨の状態を連続的に捉えられるようになりました。」
「そして、上空で発生する“豪雨のたまご(豪雨の素)”を素早く捉えることにより、ゲリラ豪雨なども早期に探知できるようになったのです」
中川さんによると、MP-PAWRから提供される精度の高い気象情報は、河川などの巡視や土のう積みなどの水防活動や住民への避難指示など、防災面で大きな効果を期待できるばかりでなく、日常生活で様々なメリットをもたらしてくれる。
「身近な例で言うと、急な大雨に備えて洗濯物を取り込んだり、屋外での仕事を早めに切り上げたりといったことが容易にできるようになるでしょう。」
「また、スポーツ大会や花火大会といった屋外イベントも、天候の急変を予測できれば、より安全かつ快適になります。」
「現在、我々は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックのスムーズな運営にMP-PAWRの気象情報の活用を考えています。」
「この大会には様々な日本の先端技術が注ぎ込まれますが、気象分野においても高い技術力を世界に向けてアピールできる絶好の機会になると考えています」と、中川さんはMP-PAWRの可能性について語った。
世界初の実用型「マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダ(MP-PAWR)」を開発・設置
内閣府の
SIP「レジリエントな防災・減災機能の強化」の施策として、NICTをはじめとする研究グループ*が開発した
世界初の実用型「
マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダ(MP-PAWR)」を埼玉大学に設置しました。
本レーダは、発達する積乱雲を観測し、20~30分先の局地的大雨や竜巻危険度を高精度に予測することが可能であり、東京オリンピック・パラリンピックでの効率的な競技運営、自治体での水防活動や住民への避難指示、さらに日常生活では洗濯物の取込みなどへの活用も目指しています。
*研究グループ
国立研究開発法人情報通信研究機構(理事長: 徳田 英幸)
公立大学法人首都大学東京(学長: 上野 淳)
東芝インフラシステムズ株式会社(代表取締役社長: 秋葉 慎一郎)
国立大学法人名古屋大学(総長: 松尾 清一)
国立大学法人埼玉大学(学長: 山口 宏樹)
背景と課題
MP-PAWR埼玉大学設置時の様子 (アンテナにレドームを被せる直前)
近年、局地的大雨(いわゆるゲリラ豪雨)や竜巻による甚大な被害が社会問題となっています。このような局所的で突発的な大気現象の詳細な構造や、前兆現象を直接観測するのに最も有効な手段は、「気象レーダ」であるとされています。
最近では、都市域の降雨をより細かく観測できる小型の「
XバンドMPレーダ」が整備されてきています。これらのレーダは、パラボラアンテナを機械的に回転させて降雨観測を行うため、地上付近の降雨分布観測には1~5分、降水の
3次元立体観測には5分以上の時間を要します。
局地的大雨をもたらす積乱雲は10分程度で急発達し、竜巻もわずか数分で発生し移動するため、それらの兆候をより迅速に察知するためには、従来よりも短時間で詳細に観測できる技術が必要でした。これを実現したのがフェーズドアレイ気象レーダ技術です。
フェーズドアレイ気象レーダ(PAWR)は、30秒で雨雲の3次元立体構造を観測することができ、ゲリラ豪雨などの突発的な豪雨の早期検知手法の開発に新たな展開をもたらしました。
一方で、MPレーダにはフェーズドアレイ気象レーダにはない偏波観測機能があるため、雨量の観測精度の面ではMPレーダの方が勝っていました。そこで、MPレーダと同等の観測精度を持ち、かつ、フェーズドアレイ気象レーダの高速3次元立体観測を可能とする「マルチパラメータ」フェーズドアレイ気象レーダ(MP-PAWR)の開発が期待されていました。
今回の成果
今回、SIPのプログラムにおいて、MPレーダの高い観測精度とフェーズドアレイ気象レーダの高速(およそ30秒で)3次元観測性能を併せ持ち、長期にわたる降雨の連続観測も可能な世界初の実用型「マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダ(MP-PAWR)」を開発しました。MP-PAWRは、フェーズドアレイ気象レーダと同様に、30秒で雨雲の3次元立体構造を観測でき、さらに、水平偏波と垂直偏波を同時に送受信する二重偏波機能を持っています。この新たな機能は、フェーズドアレイ気象レーダで用いていた
導波管スロットアレイアンテナに代えて、2次元配列した
偏波共用パッチアンテナを採用することにより実現しました。
MP-PAWRは、11月21日(火)に埼玉大学の建設工学科3号館に設置され、無線局免許取得に向けて性能評価を開始しました。MP-PAWRでは、降雨量の観測精度が格段に向上するため、ゲリラ豪雨等の正確な早期探知にも大きな威力を発揮することが期待されており、SIPのプログラムにおいては、MP-PAWRを中心にした豪雨や竜巻、浸水などの早期予測に取り組んでまいります。
MP-PAWRの利活用について
SIPでは、MP-PAWRを用いたゲリラ豪雨の早期予測・浸水予測、強風予測の情報提供を行い、東京オリンピック・パラリンピックでの効率的な競技運営、自治体での水防活動や住民への避難指示、さらに住民の洗濯物の取込みなど様々な場面での利活用を目指しています。例えば、東京オリンピック・パラリンピックでは、屋外競技の開始・中断・継続等の判断に活用したり、豪雨到来前に屋根がある場所に観客を誘導したりすることが可能になります。また、自治体が浸水の危険性がある場所を事前把握することによって、余裕を持って水防活動や住民への避難指示を行うことができるようになります。さらに、日常生活においては豪雨を避けて洗濯物の取込みができるなど、
Society 5.0の実現につながっていく取組です。
世界初
水平偏波と垂直偏波を同時に送受信する二重偏波機能を有し、10方向以上を同時に観測可能なDBF(デジタル・ビーム・フォーミング)のリアルタイム処理機能を搭載した気象観測専用のフェーズドアレイレーダとして。
マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダ(MP-PAWR)
埼玉大に設置中のMP-PAWR
フェーズドアレイ気象レーダにマルチパラメータ(二重偏波)機能を追加することにより、高速3次元観測性能を保ちつつ、雨量の計測精度を格段に向上させたレーダ。今回のSIPにおいて世界で初めて実用型レーダの開発に成功した。導波管スロットアンテナを1次元配列した従来のフェーズドアレイ気象レーダとは異なり、2次元配列したパッチアンテナを1次元フェーズドアレイレーダとして用いて、マルチパラメータ(二重偏波)と高速3次元観測を実現した。
XバンドMP(マルチパラメータ)レーダ
日本の気象レーダで主に使われているCバンド(5GHz帯、波長約6cm)及びXバンド(9GHz帯、波長約3cm)の周波数帯のうち、アンテナの小型化ができるXバンドを用いたドップラー及び二重偏波観測が可能なマルチパラメータ(MP)レーダのこと。ここ数年、大学・研究所・国土交通省などにより、各地に導入が進められている。
3次元降水分布
PAWRで観測した3次元降水分布の例(京都府南部)
一般に配信されるレーダ観測情報は、地図上にマッピングされた地上付近の(2次元)降雨分布のみであるが、雨は上空の雲中で生成され成長しながら地上に落下してくるため、上空の降水(雪・霰・雨など)の3次元構造を観測することで、大雨のメカニズム解明や10~30分程度の短時間予測が可能となる。既存の気象レーダでも、通常3次元観測を行っており、「ゲリラ豪雨の卵」や「竜巻の親雲」などが観測されているが、それらのより詳細な鉛直構造や時間変動が求められている。
元の記事へ
フェーズドアレイ気象レーダ(PAWR)
多数のアンテナ素子を配列し、それぞれの素子における送信及び受信電波の位相を制御することで、電子的にビーム方向を変えることができるレーダ。2012年にNICT、大阪大学、東芝が日本で初めて開発に成功したこのレーダは、30秒ごとに半径60km以内の雨雲の3次元構造を観測することができる。その後、PAWRは、大阪、神戸、沖縄、つくば等に設置され、高速観測性能を活かした気象予測手法の研究開発が進められている。現在、国内では実験用として5基のPAWRが稼働している。
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(左)NICT神戸に設置されたPAWR (右)PAWRアンテナ部 [画像クリックで拡大表示]
以上
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