中国政府のデジタル人民元は「非常に戦略的」であり新たなる通貨体制が始まる!!
中国人民銀行の発行するデジタル通貨は、国際的な人民元の地位向上を促進する!!
中国政府が発行する予定のデジタル通貨は「非常に戦略的」であるとした上で、国際的な人民元の地位にも影響を与えると語った。
デジタル人民元は幾つかの目標を達成する。
中国政府当局が、マネーサプライを追跡することをより簡単にして、賄賂やマネーロンダリングなどの監視を厳密に行える。
デジタル人民元は、これまでの人民元がさらにグローバルに行きわたる機会と成る。
世界中の日常的な取引で人民元の利用を促進する。
人民元の国際化の基礎付けとなる。
中国が進めているデジタル人民元は「SWIFTなど、欧米の銀行システムを迂回」するインターネット上の取引を提供することができる。
つまり、新基軸通貨となりえるのだ!!
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米ドルと人民元の競争
現在のところ、世界の基軸通貨として挙げられるのは何よりも米ドルであるが、円の支援があるからいまだに基軸通貨と呼べる・・・。
世界の外貨準備高の約58％、負債の約40％がドル建てなのです。
この背景には、米ドルの利用を促し、他の通貨で置き換えようとすることを防ぐ働きをするSWIFTなど西洋の銀行システムがあるが、いまは日銀がコントロールして中国が輸出経済から、消費者経済に移行すれば、こうした金融インフラを巡る米ドルと人民元の対立が、今後10年間で地政学的な競合の重要なポイントになる。
中国人民銀行決済部門は、新しいデジタル人民元は、Facebookの提案するリブラと類似性がある。
それは中央銀行が発行する紙幣と同等に安全性を持ち、WeChatなどのプラットフォームで、インターネットに接続していない時でも利用できるという特徴を持つという。
早い話が、「デジタル人民元」の発行は、ドルの基軸通貨体制に脅威を与えるとともに、何よりも「紙幣発行権」を持つ支配体制に大打撃を与えて、世界の金融支配が終焉する!!
つまり、欧米も中国でさえも自国の「金融クラッシュ」を「デジタル通貨」で逃れようとしているのです!!
中国では、すでに携帯決済の「デジタル通貨」が、定着しています!!
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しかし、その結果として世界中が「デジタル通貨」へと飲み込まれていきます!!