私の周りでは「新型コロナ」感染者は治療で完治しているというのに他では「死亡者」が出ているのは何が問題なのか?
「速報」1カ月程度を軸に調整 安倍首相 宣言の延長を表明
安倍首相が1カ月程度の宣言延長を表明。
安倍首相「現在の緊急事態宣言の枠組みをおおむね1カ月程度延長することを軸に、5月4日に決定したいと考えています」
安倍首相は、新型コロナウイルスに関する専門家会議の提言を受けて、記者団に対し、緊急事態宣言を1カ月程度延長することを軸に調整し、週明け4日に決定する方針を明らかにした。
さらに安倍首相は、宣言の延長を受けて記者会見を開き、国民に直接説明する意向を表明した。
新型コロナのパンデミック、2年間続く可能性が高い-専門家リポート
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)は最長2年間続く可能性が高く、世界人口の約3分の2が免疫を獲得するまでは抑制できないと、リポートで専門家グループが指摘した。
ミネソタ大学感染症研究政策センター(CIDRP)が発表したリポートによれば、新型コロナは感染後に症状が見られない場合でも感染力があることから、近代の歴史でパンデミックの原因となることが多かったインフルエンザと比べて抑制が困難な可能性がある。
感染力が最も強いのは発症前かもしれないという。
一部の国ではようやくロックダウンの緩和が慎重に進められつつあるが、リポートを作成した専門家らは、新型コロナのパンデミックの波は何回か発生し、それが2022年以降まで続く可能性が高いと述べた。
リポートで「政府当局者が発信するリスクに関する情報には、このパンデミックはすぐに終息しないという理解を盛り込む必要がある」との見解を示し、「今後2年間は感染の波が断続的に発生する恐れがあり、人々は備える必要があるということも伝えるべきだ」と専門家らは呼び掛けた。
国内感染新たに188人 死者22人増、計470人
人通りの少ない大阪・梅田の繁華街
国内では30日、新たに188人の新型コロナウイルス感染が確認された。累計は1万4288人となった。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員を含めると1万5千人。死者は22人増え、計470人となった。
死者の都道府県別の内訳は埼玉4人、東京3人、北海道、神奈川、大阪各2人、茨城、群馬、千葉、富山、福井、静岡、愛知、福岡、沖縄各1人。
宇都宮市は28日に発表した感染者1人について、東京都の発表と重複していたとして取り消した。
小池知事、外出自粛求め「誰かがやるんじゃない、自分」
子どもに太陽を「SAN」と女が落書き
パンデミック 2年間続く可能性が高い
小池百合子・東京都知事
東京都の小池百合子知事は1日午後2時から定例の記者会見を開き、新型コロナウイルス対策について語った。
小池知事は
「大型連休は折り返し地点。感染拡大を防ぐことは自分のことだと考えて下さい。
誰かがやるんじゃないんです。自分なんです」
と呼びかけ、外出自粛を改めて求めた。
都内では先月29日、30日と二日連続で感染者数が50人を下回っている。
ただ、小池知事は、専門家からの
「患者数が減少しているものの、減少速度が期待しているよりも遅い傾向にある」
という見立てを紹介した上で、
「まだまだ予断を許す状況にはないという認識だ」
と危機感を示した。
また、緊急事態宣言が延長される見通しの中、都立学校の再開見通しについては
「宣言の期間の延長がどれくらいになるのか見据えながら決めていくということになると思う」
と述べるにとどめた。
埼玉県で4人死亡、新たに12人が感染
埼玉県などは30日、新型コロナウイルスに感染していた4人が死亡したと発表した。
県内では、男女12人の感染も新たに判明した。
新型コロナ、約10種の既存薬化合物が有効な可能性=米仏研究者
新型コロナ、約10種の既存薬化合物が有効な可能性=米仏研究者
体内での新型コロナウイルスの増殖を防ぐ上で、がん治療薬や抗精神病薬、抗ヒスタミン薬などで使用されている少なくとも10種類の薬剤化合物が有効である可能性が、米国とフランスの科学者らによる研究で明らかになった。
科学誌「ネイチャー」に掲載された論文によると、研究者らは、新型コロナウイルスが体内で細胞に感染し、増殖する際に相互作用するヒトのタンパク質をマッピングし、ウイルスがこれらのタンパク質を利用するのを阻止できる化合物を調べた。
その結果、47種類の化合物で効果が確認された。
うち少なくとも10種類は既存薬ですでに使用されているか、もしくはさまざまな疾患向けに現在研究が行われており、新型コロナ感染症治療への転用が可能という。
新型コロナの治療薬候補としては、米ギリアド・サイエンシズの「レムデシビル」が有望視されているが、今回の研究では、「クレマスチン」などの抗アレルギー剤や、抗精神病剤「ハロペリドール」、抗マラリア剤「ヒドロキシクロロキン」が転用可能であることが示された。
ヒドロキシクロロキンを巡っては、米欧保健当局が心臓への副作用を警告している。
今回の研究では、細胞のウイルス感染を阻止する効果がヒドロキシクロロキンの20倍高い一方、心臓への影響ははるかに小さい実験段階の化合物も明らかになった。
また、女性ホルモンの1つであるプロゲステロンにも抗ウイルス効果が見られた。
男性のほうが感染しやすく、より深刻な症状が出るケースが多いことと関連している可能性がある。
スペインの製薬会社ファーママーが開発している抗がん剤「アプリジン」で使用され、現在スペインで新型コロナ治療の臨床試験が行われている「プリチデプシン」についても、抗ウイルス活性が確認された。
研究を行ったカリフォルニア大学サンフランシスコのネバン・クローガン氏は
「少なくとも実験室においては、われわれが調べた薬剤や化合物は「レムデシビル」より数倍有効であることが示された」
と述べた。