恐るべきセシウムが身体に及ぼす悪影響!
食物中のセシウム摂取による内部被曝の研究がほとんどない中、放射能被曝で死亡した患者を大学病院で解剖し、心臓、腎臓、肝臓などに蓄積したセシウム137の量と、臓器の細胞組織の変化との関係を調べ、体内のセシウム137による被曝は、低線量でも危険であるとの結論に達しました。
セシウム137による影響
(1)セシウム137の体内における慢性被曝により、細胞の発育と活力プロセスが、ゆがめられ、体内器官(心臓、肝臓、腎臓)の不調の原因になること。
(2)大抵いくつかの器官が同時に放射線の毒作用を受け、代謝機能不全を引き起こしてしまいます。
(3)セシウムは男性のほうが、多く取り込みやすく、女性より男性により強い影響が出ており、より多くのガン、心臓血管不調、寿命の低下が見られますので、男性は要注意です!
(4)細胞増殖が、無視できるか全くない器官や組織(心筋)は、最大範囲の損傷を受けます。
(5)代謝プロセスや膜細胞組織に大きな影響が生じる。
(6)生命維持に必要な多くの系で乱れが生じるが、その最初は心臓血管系である。
このことは私が「放射能障害の初期症状は、心筋梗塞である」と申し上げていた通りです
(7)セシウムの平均蓄積量30.32±0.66Bq/kgにあるゴメリの三歳から七歳の子供は蓄積量と心電図に比例関係がある。
(8)チェルノブイリ事故後のゴメリ州住民の突然死の99%に心筋不調であった。
現在、関東圏で心筋梗塞が増えています。
(9)持続性の心臓血管病では、心臓域のセシウム137の濃度は高く、136±33.1Bq/kgとなっていますので、死にたくなければ身体よりセシウムを大至急排出させることが大切です。
(10)ミンスクの子供は、20Bq/kg以上のセシウム137濃度を持ち、85%が心電図に病理変化
を記録しています。
(11)ミンスクの子供で、まれに体内放射能が認められない場合もあるが、その25%に心電図変化がある。このように濃度が低くても、心筋に重大な代謝変化を起こすのに十分である。
(12)動物実験で、セシウムは心筋のエネルギー代謝をまかなう酵素を抑制することがわかり
ました。
(13)平均40-60Bq/kgのセシウムは、心筋の微細な構造変化をもたらすことができ、全細胞の10-40%が代謝不全となり、規則的収縮ができなくなり心筋梗塞に至ります。
(14)収縮器官の破損は以下のように観察されました。
・最初にリーシスのないタイプの収縮が現れ、
・筋形質ネットの毛細管が広がり、
・ミトコンドリアが膨れ、
・病巣筋形質浮腫が記録された。
・これは膜浸透性の不調と、イオン代謝の重大変化の証拠である。
・ミエリン様組織の存在は過酸化膜酸化の増大の証拠である。
・ミトコンドリア破壊は、その増殖と肥大を示し、インターミトコンドリアの数が増えている。
持続する機能緊張と増大する酸素欠乏は、内皮浸透性の増進で証明され、上記の組織変化の理由となります。
(15)動物の体内の100-150Bq/kgのセシウムは、
・さらなる重大な心筋変化、
・すなわち、拡散する心筋は損傷、
・リンパ細胞とマクロファージの病巣浸潤物および血管多血が認められた。
16.900-1000Bq/kgのセシウム蓄積は、40%以上の動物の死を招いた。
17.クレアチンホスホキナーゼのような酵素の抑制により、活力不安定となる。
18.血管系が侵され、高血圧が幼児期からも見られることがある。
また15キュリー/km2の汚染地の子供の41.6%に高血圧の症状が見られた。
(1キュリー=370億ベクレル、従って、15キュリー/km2 =15×3.7×10000=55.5万ベクレル/km2)
19.セシウムは、血管壁の抗血栓活性を減退させるために脳梗塞をも起こします。
20.血管系の病理学的変化は、脳、心臓、腎臓、その他の器官の細胞の破壊を導くので、放
射能の身体への悪影響は計り知れません。
このことを東電や、政府関係機関の者たちは知っているが隠ぺいしています。
21.腎臓は排出に関与していて、大人の死者の腎臓のセシウム濃度は192.8±25.2Bq/kg、子
供の死者では、645±134.9Bq/kgという結果である。
22.セシウムは腎臓内のネフロン組織細管や糸球体、ひいては腎臓機能を破壊し、他の器官
への毒作用や動脈高血圧をもたらします。
ゴメリにおける突然死の89%が腎臓破壊を伴っているという。
恐るべきセシウムである。
23.血管造影で組織を検査すると、放射線による腎臓の症状は特徴がある。
また病気の進行が早く、悪性の動脈高血圧がしばしば急速に進むこともある。
2-3年すると腎臓の損傷は慢性腎機能不全、脳と心臓との合併症、ハイパーニトロゲンミアを進展させる。
いよいよ来年は4年目に入るので、放射能被害は続出するでしょう。
24.肝臓においては、毒性ジストロフィーが増進し、細胞たんぱく質の破壊や代謝形質転換が起こり、胎児肝臓病や肝硬変のような厳しい症状が表れる。
25.肝臓の合成機能の不調により、血中成分の合成に変化が生じる。
30Bq/kg以上の子供の体に肝臓機能の不調が見られた。
さらにすい臓機能の変化も観察された。
26.急死の場合の肝臓を検査したところ、セシウム137の平均濃度は28.2Bq/kgで、このう
ち四割に脂肪過多の肝臓病か肝硬変の症状があったという。
27.セシウムは胎児の肝臓病を引き起こし、その場合胎児は肝臓に限らず、全身の代謝の乱
れが生じる。
28.免疫系の損傷により、汚染地ではウイルス性肝炎が増大し、肝臓の機能不全と肝臓ガン
の原因となる。
29.セシウムは免疫の低下をもたらし、
・結核、
・ウイルス性肝炎、
・急性呼吸器病な
どの感染病の増加につながっている。
免疫系の障害が、体内放射能に起因することは、中性白血球の食作用能力の減退で証明されている。
30.セシウムは、甲状腺異常にヨウ素との相乗関係を持って寄与する。免疫グロブリンと甲状腺ホルモンの間で相関関係があり、これらのホルモンは、セシウムによって代謝系統が乱れることで放出され、大量の甲状腺刺激ホルモンが出ることにより、甲状腺を刺激し、小胞上皮を増殖させ、ガン化につながってしまいます。
31.セシウムが長期間体内にあると、甲状腺の回復プロセスが十分な値にならず、細胞分化
が壊され、組織細胞要素が免疫系のアンチエージェントに転化しやすくなります。
免疫反応の上昇に伴い、自己抗体と免疫適格細胞が甲状腺を痛め、自己免疫甲状腺炎や
甲状腺ガンが導かれる。
32.体内のセシウム濃度が増すとコルチゾールのレベルも高まり、胎児が子宮内で病気にな
りやすくなる。
33.セシウムは、女性の生殖系の内分泌系機能の乱れをもたらし、不妊の重要因子となりえ
る。また、妊婦と胎児両方でホルモンの不調の原因ともなる。
34.妊娠すると母体内にセシウム137は顕著に蓄積する。
35.セシウム137は基本的に胎盤に蓄積するものの、胎児の体内には入らないが、母乳を通
じ、母親から子供に汚染は移行する(母乳をあげることで母親の体の汚染は低減される)。
多くの系がこの時期に作られるので、子供の体に悪影響を与える。
36.子供とティーンエージャーの血液検査で、赤血球、白血球、血小板の減少、リンパ球の
増大が見られた。ただし、移住した子供に、骨髄の生理状態の回復が見られた。
37.神経系は体内放射能に真っ先に反応する。
脳の各部位、特に大脳半球で生命維持に不可欠なモノアミンと神経刺激性アミノ酸の明らかな不釣合いがおき、これがやがてさまざまな発育不良に反映される。
38.体内放射能レベルの高い子供(ベトカ郡、15―40キュリー/K?)では、
視覚器官の病気、特に角膜の病状を伴う眼レンズの変化の頻度が高い。
また体内のセシウム137と白内障発生率の間に正比例関係が明瞭に見られた。
39.子供の体内にセシウムが(19.70±0.90Bq/Kg)が長期入ると慢性胃腸病を起こし、自
律反応のハイパーシンパチコトニー変化に現れる。
40.セシウムの濃度に応じて、活力機構の破壊、たんぱく質の破壊が導かれ、組織発育が阻
害される。
41.セシウムの影響による体の病理変化は、合併症状を示し、長寿命体内放射能症候群(SLIR)
といわれる。SLIRは、セシウムが体内に入ったときに現れ、その程度は入った量と時間とに相関する。
42.SLIRは、血管、内分泌、免疫、生殖、消化、排尿、胆汁の系における組織的機能変化で
明らかになっている。
43.SLIRを引き起こすセシウムの量は、年齢、性別、系の機能の状態に依存するが、体内放射能レベルが50Bq/Kg以上の子供は器官や系にかなりの病理変化を持っていた。(心筋における代謝不調は20Bq/Kgで記録された。)
44.汚染地帯、非汚染地帯の双方で、わずかな量の体内セシウムであっても、心臓、肝臓、
腎臓をはじめとする生命維持に必要な器官への毒性効果が見られる。
このことを鑑みても関東からの避難は必要である!
45.セシウムの影響は、ニコチン、アルコール、ハイポダイナミアと相乗して憎悪される。
46.1976年と1995年のベラルーシの比較。悪性の腎臓腫瘍が男4倍以上、女2.8倍以上。悪性膀胱腫瘍が男2倍以上、女1.9倍以上。
悪性甲状腺腫瘍が男3.4倍以上女5.6倍以上。悪性結腸腫瘍は男女とも2.1倍以上。
47.ゴメリ洲では腎臓がんは男5倍、女3.76倍。甲状腺ガンは男5倍、女10倍となった。
48.1998年のゴメリ洲での死亡率は14%に達したが、出生率は9%(発育不全と先天的障害
者含む)だった。妊娠初期における胎児の死亡率がかなり高かった。
49.セシウム汚染地の住民の先天的進化欠損が毎年増大している。
ここでは多因子欠損が第一位である。
50.セシウムの身体からの排出には、「波動醗酵液」こそが、最も有効である。
51.しかし、セシウムが人体に入るのを防ぐほうが、セシウムを排出したり乱れた代謝を正常にするより容易なことを心に留めて、セシウムの体内への侵入に努めなくてはならない!
以上、51項目をご覧になりセシウムの恐ろしさを痛感したことでしょう。
セシウムは、臓器と言わず神経系にまで侵入して組織を破壊してしまう恐るべき性質を持った放射性物質なのです。
またこのセシウムは、5年、10年、15年、20年という月日をかけて人体を襲うというものであり、セシウムを決して軽視してはいけません!
第21章 放射能被曝
生協や、スーパーが、比較的放射性物質に汚染された食材を売っていることは、再三再四、指摘していますが、問題は政府つまり厚生労働省の設定した暫定規制値にあります。
1年に20ミリシーベルトの被曝までは許されるのです。
その理由は、これを下回る基準を設定すると日本の農業に大きな打撃を与えるからだと書いてあります。
何故、日本の農業に大きな打撃を与えるからと放射能汚染された食品を売らせるのでしょ
うか?
放射能汚染された食品を摂取した国民は全員被曝してしまうのですよ!
なにしろ暫定基準値は、本来の基準値の20倍ですからね!
汚染50年100年と長期化しますので、当然、食材の汚染も長く続きます。
かといって、国内の食品生産地で放射能汚染されていない地域はありません!
だから、国産の食材を買う人は、当面、被曝しても仕方がありません!
厚生労働省が、算定基準値を下回る規準を作りますと、大半の農産物が市場に持ち込めな
くなり、取扱商品が不足してしまい国民に飢餓が起こりかねません!
つまり、地域の農業と経済に壊滅的打撃を与えてしまうのです!
しかし、国民の生命や財産を守るとかいてある日本憲法は、嘘だったのでしょうか?
農業や経済の打撃と、個人の健康とどちらが優先するのでしょうか?
官庁の弁解は、更に苦しい言い訳で「経済的な補償が出来ないから暫定基準値で調整した」といいます。
内部被曝が年間20ミリシーベルトという子供たちが胸のレントゲンを1年に400回分浴
びる量と同じですから、安全な数値ではありません!
放射能汚染食品を低価格で仕入れて儲けまくっている生協や、スーパーの言い分は、
「生協に来たお客さんが法律で決めた値以上の被曝をしてもしょうがないじゃないか!」
「1年400回のレントゲンの被曝をお客さんの子供がいてもいいじゃないか!」
「それは政府が決めた暫定基準値でしよ!」
生協や、スーパーの食材で癌になった子供たちのことを考えたことがあるのでしょうか?
生協や、スーパーで買い物をしているお客さんは、生協や、スーパーを信頼して生協や、
スーパーで食材を買い、そして、若くして癌になるんですからたまりません!
補償できないから、汚染された野菜を売っていいんだという理屈は、ほんとうに癌になっ
た人を慰める事が出来るんでしょうか?
私は非常に変な理屈だと思います。
この真意は、お客さんが病気になってもいい、私たちが仕事が出来ればいい、お金が欲し
い、自分たちのお金のほうが健康より大切だと政府が言ったんだと言えば、責任を逃れる事
が出来る、ということが見え隠れします。
もう一度、生協の人はICRPの勧告の原点、日本の放射線関係の法律の1年1ミリシーベ
ルトを確認し、生協はいつも労働者の味方と言ってきましたが、1年5ミリシーベルトを超えるものは、白血病になった人には労災が適用されるという判決も出ているわけです。
そういう点を全体から見て、また、生協は環境を言ってきましたが、環境でもっとも重要な1992年リオデジャネイロの環境サミットでは予防原則というのが貫かれています。
-205-
今までの生協は、それをずっと守ってきました。
そこのは、科学的にはっきりしなくても危ないものは規制しなさいと書いてあります。
これが国際的な合意なんですね。
ずーと生協はそれを主張して来ました。
今でもそれは同じくがんばってもらいたいと思います。
1年に何ミリシーベルトが危ないかということは、科学的にははっきりしません。
しかし、常識的に考えれば、今までの説明によれば、また、今までのお医者さんの説明に
よれば、小学校の子供が毎日学校に行ったら、2回ずつレントゲンを撮るということは、やはり避けた方がいい、とうことが普通でした。
それを生協は今やってるんですね。
ですから、こういう理屈をこねるんではなくて、私はこの際もう一度生協の人に呼びかけたいんですが、ほんとうに心に手を置いて、私たちの誠、誠実さとはどこなのか、食材を提供する人たちの心とはどこにあるのか、それをもう一度考え直してみて頂きたいと思います。
この企業倫理、生協だけじゃない気がします。
生協と違い、公式には宣言しないだけで、多くの企業が多かれ少なかれ、こういう立場、
考えではないでしょうか?
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」ならぬ、
「放射能、みんなでばら撒けば、怖くない」ですかね?
海洋汚染のなかでも、コウナゴ(イカナゴ)が突出しています。
汚染度が高いもの(赤く表示)に、カレイ(多種あり)、シラス、アユ、ワカサギ、ヤマメ、ヒジキ、ウグイ、ホッキガイ、ウニ、アイナメ、ヒラメ、アラメ、モクズガニ、シロメバル、コモンカスベ、ウスメバル、ホンモロコがあります。
セシウム牛に、セシウム魚。
牛と同じように、現状、出荷制限されていないものは、そのまま食卓へ。
更に、加工品にも使われています!
もう一つ、気のなることがあります!
魚は基本、回遊しますから、調査地点が、まだまだ少なく、もっと広域で、日本全域で、引き続き調査をやってもらいたいと思います。
それにより、もっと最悪な結果が出るかもしれません。
これから毎日、国産で安心して食べられるものはありません!
日本人の食卓から魚がなくなるかも知れないのです!
放射能による食の不安が拡大している中、セシウムに汚染された牛肉が全国に流通していることがわかりました!
さらに食への不安は主食の米にも広がっています!
そんな中、「食品で放射能除染は可能か」という緊急公開シンポジウムには多くの人が訪れました。
ここでは、食材から放射性物質を減らす方法、身体からセシウムの排出を期待できる食材を紹介していましたが、気休め程度の内容でした。
放射能を甘く見ると生命どころか、子孫を絶やしてしまいますぞ!
1.食べる前に放射性物質を除去!
イ、甲殻類は、塩水でよく洗うこと。
ロ、葉物類は、酢漬けにする。
ハ、肉はいったん冷凍にして、解凍後、塩水につける。
ニ、魚は内臓を取り除く。
2.食べて放射性物質を出す。
体内から放射生物質を排出する食材として、昆布・牛乳・味噌・リンゴが有名。
福島原発から20キロ以内に住んでいた15歳以下の子供たちや妊婦さんに、来月からリン
ゴペクチンを配布予定。
また「波動入り薬効バクテリア醗酵液」が完璧です!
日本にいる限り、どれだけがんばって放射能を避けても、セシウム牛が全国に流通してしまったように、その他の食品も同じですから、放射能汚染から100%は逃れる事は出来ません!
政府や農業団体、流通は消費者をごまかしていることが前提とする。
イ、魚は注意して日本海、北海道、九州などのものを選ぶ。
ロ、牛肉はオーストラリア、豚肉はアメリカなどに限る。
ハ、鶏肉はできるだけ買わない(肉だけは気をつける)。農薬が野菜の200倍。
米は去年のものか、今年なら、北海道、青森、秋田、新潟、西日本、外国のものしか買わ
ない。
野菜は地元産のものを買うけれど、よく洗い、5分の4は生で食べないで、ゆでたりして
加工し、お湯は必ず捨てる。
生で食べるときにはよく洗う。
今年の生野菜は、減らしてください。
魚は煮魚を主とし、煮汁はすてる。
外部放射線は1時間に0.15マイクロ以下のところに住み、家の中を常に除染する。
ホットスポットにむやみに近寄らない!
東京タワーより千葉県より、渋谷、世田谷!
風の強い日はマスクをし、雨が降った日には家に帰ったら玄関先で靴と靴下を脱ぎ、ぬれ
ティッシュで拭き取る。
雨降りは、子供外出禁止!
もちろん、魚を控え、牛乳の産地を選び、外部被爆を0.10のところに住めば、1年1ミ
リに成りますから安心です。