世界中から「3.11」と呼ばれる福島第一原発事故は、日本列島と日本国民を筆舌にしがたい環境下に置いていますが、今なお関係機関は沈静化の予測すら立てることができません!
このような劣悪な環境の中で、私たち日本国民はこれからも生活していかなくてはなりません!
北海道に避難しようが、沖縄に避難しようが、大差はありません!
北海道も、沖縄も風向きで汚染されています!
つまり、早い話が避けようがありませんので、放射能とうまく付き合っていかなければなりません!
この連日、頭上に降り注ぐ放射能から、身を守るには、放射能を知り尽くさねばなりません!
放射能は、300年は消えることはありません!
まずは放射能という厄介な相手を知ることです。
親に与えられた課題は、放射能に汚染された環境下のもとで子供や、孫たちを育てていかなければなりません!
この課題に立ち向かい確実にクリアーしていかなければなりません!
放射能の基礎知識
1. 放射線を測定する単位はそれぞれ意味が違います。
?ベクレル(Bq)
放射線を出す能力を表す単位
(1Bqは、1秒間に1個の原子核が崩壊すること)
?グレイ(Gy)
放射線のエネルギーが物質にどれだけ吸収されたかを表す単位
(1Gyは、物体1kgあたり、1ジュールのエネルギー吸収があるときの線量)
?シーベルト(Sv)
人が放射線を受けたときの影響の程度を表す単位
(Svは、Gyに線質係数をかけたもの)
2. 放射性物質によって性質が違います。
![mathrm{^{137}_{ 55}Cs xrightarrow[30,07 ans]{beta^- 512,0 keV} ^{137m}_{ 56}Ba xrightarrow [2,552 min] {gamma 661,7 keV} ^{137}_{ 56}Ba}](http://upload.wikimedia.org/math/0/0/9/009fb48182ed49b16460f14bcba78d5e.png)
30.1年の半減期を持ち、ベータ崩壊によりバリウム137の準安定同位体、すなわちバリウム137m (137mBa, Ba-137m) になる(95 %の崩壊がこの同位体を作り、残りの5 %が基底状態の同位体を作る)。バリウム137mの半減期は約2.55分で、これはすべて核異性体転移によるものである。1 gのセシウム137の放射能の量は 3.215 TBq である。
バリウム137mの光子エネルギーは662 keVである。これらの光子は食品照射や癌の放射線療法に使われる。セシウム137は反応性が高く、扱いにくいので、工業用のX線撮影にはあまり使われない。セシウム塩が水に非常に溶けやすいことも、扱いを難しくしている。コバルト60 60
27Co は反応性に乏しい金属で、高エネルギーγ線光子を放出するので、X線撮影に適している。セシウム137は湿度計、密度計、流量計などの工業用計器にも使われている。
