福島第一原発事故を正しく理解しましょう。
おさらい!
先日、放射性物質が崩壊して、セシウム、ヨウ素、ストロンチウムなどについてその原理をお伝えしました。
崩壊することによる放射線がα線かβ線かγ線によってもまた人体への影響が変わるということも分かりました。
では、それを受けるとどうなるのか?
まずは写真をご覧に入れましょう。
下の写真はウクライナの原発から約30キロの地点のジトーミルという街の羊。
事故後1年の1987年の写真です。
この写真はベラルーシの写真。子どもの足は癌です。
この子もベラルーシです。
この子の写真は小さくないと見れません。
生まれながらにして障がいを持っていました。イラクの兵士の子どもで、アメリカ軍が使った劣化ウラン弾の影響です。
また、原発事故による放射線の影響は世界中で見られました。
これは、日本でも1986年のチェルノブイリ原発事故の影響があったことを示しています。
秋田でのセシウム137の降下量が86年だけ数値が跳ね上がっているのが見てとれます。
なぜ秋田なのか・・・
これは1986年に放射性物質がどこに落ちたのかを示す地図です。
ご覧頂くとお分かりのように、チェルブイリと同じ緯度の地帯に世界中に分布したことを示しています。
日本では東北が該当しました。
事故から10年から12年後に癌が増加しています。
一旦落ち着いたものの、福島の事故による影響は今後無視できないのではないかと思われます。
以上、簡単ですが、原発事故や劣化ウラン弾などによる放射線は人体に影響があるのだということを書きました。
人口何人当たり何人の奇形児が生まれたのか、など分かる範囲のデータは今後出していきます。
「影響がない」とする意見もありますが、「影響がある」というのが歴史が教える史実です。
このことに留意して、お過ごしください!