昨日はややショッキングな写真を出しました。
調べたらいくらでも出てきます。
どの位の被曝をするとどういう影響が出るのかについても述べていきたいと思いますが、その前にショッキングな話題の後ですし、なぜあのようなことになるのかについてもう少し説明をし、そして防ぐ方法についてまずお知らせします。
放射線による影響は次世代に出ると言われています。
なぜか?
私たちの身体には60兆個の細胞があると言われています。
これらは絶えず壊れては生成する、という作業を繰り返しています。生きている限り、ずっと続くプロセスです。
繰り返される細胞の生成の過程では間違いなく皮膚は皮膚になるし、指は指になります。
これは細胞の中にある遺伝子が元の情報をそのままコピーするからなのです。
ところが放射線を浴びるとこの遺伝子の再生プログラムに支障をきたしてしまいます。
遺伝子が壊れた状態で再生産をしていくことにより、癌になったり奇形児が生まれたりするのです。
遺伝子の再生プログラムは放射線によってどのように壊れるかというと、下の図をご覧ください。
NEWTON2008年10月号(放射線医学総合研究所 放射線防護研究センター長酒井一夫氏協力)
『放射線がDNAや細胞膜などの生体分子を直接傷つける場合と,放射線が水分子を分解し,その結果生じた活性酸素が生体分子を傷つける場合がある。通常,後者の影響が大きい。』(原文ママ)
つまり、放射線が細胞の中で2つの働きをするのです。
?放射線が直接DNAを壊す。
?細胞中の水分子を攻撃し、活性酸素を作り出して、活性酸素がDNAを壊す。
そして活性酸素による破壊の方が影響が大きいのです。
ここに救いがあります!!つまり活性酸素を減らしていけばいいのですから!!
その前に、ちょっと復習しましょう。
(復習)
α線、β線、γ線、それぞれに細胞分裂の過程でDNAの結合を壊し、新たなDNAのコピー(再生)に支障をきたすことは前述の通りです。
『アルファ線は,原子核から放出される陽子2個・中性子2個からなるかたまりだ。ベータ線(電子)は,原子核中の中性子が陽子に変化する際に発生する。ガンマ線は,高エネルギー状態の原子核から放出される電磁波だ。中性子線は,核分裂の際などに放出される。』(原文ママ)
(/復習終わり)
では、話を戻して、いかにして身体を守るかということについて話を進めていきたいと思います。
そもそも活性酸素とは何でしょうか?
これは免疫システムの一環で、外敵を殺すために体内で酸素から作られる物質です。
通常なら取りこんだ酸素の2%が活性酸素になると言われています。
活性酸素は免疫システムとして働く他に、身体を酸化させてしまうという問題があります。
鉄が錆びるのもこの働きですし、切ったリンゴの切り口が茶色になるのも同じ働きによります。
つまり「酸化」させてしまうのです。人間の場合には酸化とは言わず「老化」といいます。
もう少し詳しく書くと、脂質が酸化されると過酸化脂質に、DNAが酸化されると遺伝情報が乱れ、蛋白質は性質が変化されるため、細胞組織の機能が低下し、老化や病気の原因になります。
活性酸素を増やすものとしては
・タバコ
・ストレス
・過度の飲食
・過度の運動
・PCや携帯による電磁波
・排気ガス(窒素化合物が脂質を酸化)やダイオキシン
・紫外線
・水道水の中の塩素 などがあります。
では、活性酸素を減らすのには上記のものを減らせば良いですよね?
更に積極的に除去するには抗酸化力のある食品を摂ることです。
抗酸化力のある食べ物とは、ビタミンCやE、蛋白質やミネラル(亜鉛、鉄、マンガン、銅、セレニウムなど)、そして植物が生きるために身に付けたポリフェノールなどのファイトケミカルを含む食品のことです。
産地にはこだわりたいところですが・・・
その話はまた置いておいて。
まずは生活の中から活性酸素を減らす努力をし、更に抗酸化力の高いものを食べて、放射線から身を守りましょう。
なお、食についても別途また書きます!
放射能対策は、「波動入り醗酵液」をお勧めします!
FAX042-361-9202まで!