全国の野菜類から暫定基準値を超える放射性物質が次々と検出されています。
制限を受けた野菜、果物は市場には出回っていないはずですが、実際には出回っています。
子供がいる家庭は、産地を厳重にチェックして、できるだけ安全な産地のものを選ぶようにしなければいけませんが、政府が福島の野菜や果物に補助金を付けて、九州の農協に引き取らせています。
この福島県産の野菜や、果物が、九州の農協に引き取られて「九州産」に化けて関西や関東に流れて消費者は内部被曝しています。
この点を考慮して、野菜や、果物は除染してください!
流水で洗う、ゆでこぼす、煮る、酢につける皮をむくなどの下ごしらえを行えば、放射性物質が付着していたとしても、ある程度は洗い落とすことができます。
野菜の種類によって放射性物質が付着している場所が違うので、どの部分にリスクがあるのかを把握することも大切です。
一方でせっかく野菜を買うなら、新鮮なものを選びたいですよね。
そして、少しでも放射性物質を取り除き、内部被爆を避けて下さい!
流水で洗う
水道水の水を流したまま、食材を洗うこと。
野菜をため水で洗うと食材から離れた有害物質が、再び食材に付着してしまうこともあるので、水を流して野菜を洗うことが大切です。(重曹水や塩水をためたボウルで洗った場合でもしかっりと最後に流水で洗いましょう!)きゅうり、なすなどは水洗いすると放射性物質のストロンチウムが50~60%除去されます。
こすり洗い
流水やボウルに入れた塩水を入れた中で、よく食材を洗うこと。生で食べる物は特に、流水でこすり洗いをするといいです。
指でこすっても効果はありますが、スポンジでこすり洗いすると、食材にこびりついた有害物質をさらによく落とすことができます。もちろん、スポンジは食器を洗うものとは別に野菜、果物用の物を用意しましょう!
重曹で洗う
環境、健康のために食器を洗う際に重曹を使用している人は多いようですが、野菜の農薬除去にも重曹は効果があります。
農薬の塩素化合物が重曹(炭酸水素ナトリウム)のナトリウムにくっついて塩(塩化ナトリウム)に変化することで農薬を除去できるそうです。ただし、あまり長い時間漬けているとビタミンが溶け出すので1分浸せば大丈夫です。柔らかい葉物野菜ほど浸す時間を短くしてください。また、重曹水に浸した後は、必ず流水で洗い流しましょう。
※重曹水の作り方は大きめのボウル1杯に小さじ1杯です。
水にさらす
皮をむいたあとや、カットしたあと、ボウルンに張った冷水に野菜を浸すとこと。
アクの強い野菜のえぐみを取ったり、里芋などのぬめりを取るときに用います。また、キャベツやレタスをシャキッとさせたり、ねぎの辛味を取るのにも効果的です。野菜は水にさらすことで、水分を逃さず、有害物質を除去することができます。
ポイントは冷水を使うこと。ただし、長く浸しておくと、栄養素が水に溶けだしてしまいますので注意しましょう。
塩水・酢水にさらす
ボウルに張った水に、塩、または酢を入れて食材を浸す方法。
原子力環境整備センターの報告書によると、酢水に浸けたキャベツ、レタスでは、ストロンチウムの30~60%、きゅうりの酢漬けでは放射性物質の90%が除去されているそうです。同じように塩水でも除去効果があったそうです。
ゆがく
沸騰している湯に食材を入れて、さっと熱を通すこと。
食材を柔らかくするほか、野菜などの、アク抜きや、色を鮮やかにするときに用います。ゆがくはゆでると違い熱を内部まで通さず、数十秒で湯から引き揚げます。ゆがくことは除毒のも有効です。ホウレンソウ、春菊をゆがいた場合は、放射性物質を50~80%除去されるというデーターがあります。
ゆでこぼす
食材をひと煮たちするまでゆでて、その汁を捨てること。
目的はゆがく場合とほぼ同じで、アクや渋み、ぬめりなどを取る効果があります。根菜類など、ゆでるのに時間がかかるものは、材料を入れて煮立たせた湯を捨てて、再び新しい水でゆで直すのがベスト。水を入れ替えることで、湯に溶けだした有害物質を除去でき、安全度が高まります。
上記のことは昔から日本人がやってきた料理の基本であり、誰もができることです。放射性物質の他にも農薬や殺虫剤などの有害物質の除去にもつながります。
最近、電子レンジを使ったスチーム料理がはやっていますが、この調理方法は熱湯を使って、ゆでたり、蒸したりしていないため、除去効果もないですし、電磁波もあるのでオススメしません…
これから100年、200年という間、私たちは、放射能汚染から身を守りながら生きていかなければなりません。
ちょっとした「ひと手間」で、大切な家族の食が守られます。
食の安全は命を守ることです。
そして「ひと手間」は、家族を守ることです!
もう農協や、政府を信用してはいけません!
自分達の事は、自分たちでするしかありません!