福島第一原発の敷地内にある井戸から高濃度のトリチウムが測定されましたが、
トリチウムの危険性をお話しします!
放射性物質トリチウムは危険性が高く、破壊的であり、放射性物質の中では、最も危険な物質なのです!
トリチウムは別名、三重水素とも呼ばれ、水素爆弾の主原料でもあり、水素の放射性同位体であり、水に溶けやすく、半減期は約12年。
弱いβ線を出して崩壊する核種なのです。
放射性同位体の中でも、最も危険性が高く、破壊的であり、水素結合しているDNA等を直接被曝することから、かなり破壊的、破滅的な物質なのです。
また放射性物質でありながら、水素が元素転換してヘリウムに置き換わり、さらに破壊力が増します。
ゆえに、プルトニウム以上に怖い核種なのです。
生物の基本構造であるDNA、RNA、蛋白質、酵素を構成する巨大分子は、水素結合に依存しており、水素結合は、酵素を橋渡し支え、DNAの螺旋構造を一つにまとめあげていますが、水素結合を構成する水素の放射性同位体トリチウムが、β崩壊して、ヘリウムに元素転換します。
トリチウム原子が不活性で、化学結合を担えないヘリウム原子への突然の崩壊し全く別の原子になることで、巨大分子の機能や通常のプロセスに対して、壊滅的な影響を与えます。
ゆえに、元素転換を起こす水素の放射性同位体であるトリチウムは、危険度が他の放射性同位体と別次元の破壊力を持っています。
遺伝子を直接被曝、破壊し、水素がヘリウムに元素転換し、生物の基本構造である水素結合を、全く別のものにしてしまう放射性同位体という独特の特徴を持っているために最も危険な放射性物質とされています。
トリチウムは水分子の中の水素と置き換わってしまうので、環境中に放出されたら除去できません。さらに、人体に入ればベータ線により内部被曝し続けます。さらに半減期12.3年でヘリウムに変換するので、人体のDNAに水素結合で取り込まれていた場合はそれごと壊してしまいます・・・
こうなることは、東電も事故当初から分かっていたはずである!
隠しきれなくなると、こうして発表する・・・・・・・・!